
[第14回] あずみの思い出を気ままに振り返っています。
最新の更新はこちら
- もう一度『あずみ』を読む[17]【描かれる思春期と性・くノ一のオナニー、タブーなきリアリティ】―時代物アクション漫画の最高傑作―
- もう一度『あずみ』を読む[16]【描かれる思春期と性・清正のイチモツ】―時代物アクション漫画の最高傑作―
- もう一度『あずみ』を読む[15]【描かれる思春期と性・ひゅうが、とまらない好奇心】―時代物アクション漫画の最高傑作―
- もう一度『あずみ』を読む[14]【描かれる思春期と性】―時代物アクション漫画の最高傑作―
『あずみ』で描かれる思春期と性 – その絶妙なバランス
少年誌風の絵柄で描かれる『あずみ』だけど、性にまつわる描写が意外と多い。青年誌だからこその表現なのか、それとも最初からこういう描写を入れたかったから青年誌を選んだのか。それは分からないけれど、個人的には作品の中でちょうどいいアクセントになってると思う。
刺客の少女の物語である以上、裸のシーンが出てくるのは避けられない。でも『あずみ』の場合、単なるサービスシーンではなくて、ちゃんと文脈があって、リアリティがある。
少年たちとあずみ – 青春期ならではの関係性


特に印象的なのが、ひゅうがとあずみのやりとり。ずっと一緒に過ごしてきた仲間だからこそ、思春期を迎えた少年たちにとって、唯一の少女であるあずみが気になって仕方ない。作品の中心テーマではないんだけど、そこを正面からさらっと描いているのが面白い。
この場面では、結局ひゅうがはあずみの裸を見られずに、逆に自分の方が見られてしまう。しかもそのときに「昔はもっと…」と幼少の頃との対比があるから、生々しさが加わって思春期特有の息づかいが感じられる。

このあと話が進んでも、ひゅうがは執拗にあずみの裸を見たがっては、失敗をくりかえすという、ちょっとエロキャラの側面ももっている。

試し読みあり! |
大人の男たちの視線 – 現実味のある危うさ
逆に大人の男たちからは、常にじとっとした視線を送られている。ちょうど思春期に差し掛かったあずみは、男たちにとってのちょうどいい性の標的になっている。


弥衛門様は、これがあるから最後首を切られても、全く同情されなくなってしまったと思う。逆にいえば、この日までは変な気を起こさずにいたということなので、もともとはそんなにいやらしい忍者でもないのだろう。ふっと魔が差したその後、悲劇的に命が絶たれるとすると、とても不運な人だと思う。

それにひきかえ、倉次郎は出会った瞬間から、胸をもんでくる始末。こいつはもうどうしようもない。
……つづく
試し読みあり! |
『あずみ』
- 著者: 小山ゆう
- 出版社: 小学館
- 連載誌/レーベル: ビッグコミックスペリオール / ビッグコミックス
- 連載期間: 1994年 – 2008年
- 全巻数: 全48巻(文庫版は全24巻)
- ジャンル: アクション漫画・時代漫画
もう一度「あずみ」を読む 更新履歴
- もう一度『あずみ』を読む[17]【描かれる思春期と性・くノ一のオナニー、タブーなきリアリティ】―時代物アクション漫画の最高傑作―
- もう一度『あずみ』を読む[16]【描かれる思春期と性・清正のイチモツ】―時代物アクション漫画の最高傑作―
- もう一度『あずみ』を読む[15]【描かれる思春期と性・ひゅうが、とまらない好奇心】―時代物アクション漫画の最高傑作―
- もう一度『あずみ』を読む[14]【描かれる思春期と性】―時代物アクション漫画の最高傑作―
- もう一度『あずみ』を読む[13]【キャラクター強さ相関図を更新】―時代物アクション漫画の最高傑作―
- もう一度『あずみ』を読む[12]【佐敷三兄弟3】―時代物アクション漫画の最高傑作―
- もう一度『あずみ』を読む[11]【佐敷三兄弟2】―時代物アクション漫画の最高傑作―
- もう一度『あずみ』を読む[10]【佐敷三兄弟】―時代物アクション漫画の最高傑作―
- もう一度『あずみ』を読む[9]【死生観と思想3】―時代物アクション漫画の最高傑作―
- もう一度『あずみ』を読む[8]【キャラクター強さ相関図】―時代物アクション漫画の最高傑作―
- もう一度『あずみ』を読む[7]【猪蔵VS飛猿、猪蔵VSあずみ】―時代物アクション漫画の最高傑作―
- もう一度『あずみ』を読む[6]【勘兵衛VSあずみ、飛猿VSあずみ】―時代物アクション漫画の最高傑作―
- もう一度『あずみ』を読む[5]【成田慎蔵VSあずみ、滝沢柳太郎VSあずみ】―時代物アクション漫画の最高傑作―
- もう一度『あずみ』を読む[4]【なちVSあずみ、倉次郎VSあずみ、弥衛門VSあずみ】―時代物アクション漫画の最高傑作―
- もう一度『あずみ』を読む[3]【死生観と思想2】―時代物アクション漫画の最高傑作―
- もう一度『あずみ』を読む[2]【死生観と思想】―時代物アクション漫画の最高傑作―
- もう一度『あずみ』を読む[1]【『あずみ』を読んだきっかけ】―時代物アクション漫画の最高傑作―
小山ゆう 作品リスト
試し読みあり! |
試し読みあり! |
試し読みあり! |
試し読みあり! |
試し読みあり! |
試し読みあり! |
試し読みあり! |
試し読みあり! |
試し読みあり! |
試し読みあり! |
















